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Beaded Roses

「ビーズステッチ」聞いたことありますか?針と糸でビーズを編む技法のことです。 またそのステッチ方法も数種類あります。 ビーズステッチによる薔薇の作品を楽しんでいってください。 by 紅鴉丸 2012年~2015年の3年間に作ったビーズの薔薇です。 一番最後のピンク色の薔薇だけは2018年に作ったものです。 現在、より薔薇に見えるようにレシピを改良中です。 また

星の冠をあなたへ 最終回

王冠を頭に乗せたアルマ・・・いや、レグルスはとても美しく誇らしげだった。 レグルスとの別れは辛いけれど「また会える」望みを持つことを教えられ、私は地上に降りた。 最後に私が出した答えは── 気がつけば私は一人、河川敷の空き地の真ん中に立っていた。レグルスと戴冠式をした場所だ。 川向こうのビル群の存在が懐かしく思えた。真夜中ではあったけど

星の冠をあなたへ 第4回

アルマの正体はやはり獅子座だった。それでもアルマの秘密主義は相変わらずで、戴冠式の日は結局彼の口からは教えてもらえなかった。 ニュースで当たりを付けた私は深夜に河原へ向かう。 空気が冷たい。まだ日の出ない時間に私は家を出た。 土手へ向かう道を一定間隔で立っている街灯が照らす。 車も、人もいない、静かな時間。私はゆっくり歩いた。 土手の階段

星の冠をあなたへ 第3回

アルマの正体は獅子座かもしれない・・・。謎の多いライオンの事を気にしつつ、王冠のイメージを固めた私は作業に入った。 異常気象のせいで、まだ夏の暑さが残る日々が続いていた。それでも蝉は声を潜め、代わりに河川敷の草はらからは、りんりんと鳴り響き確かに季節は変わろうとしていた。 初めて会ったあの日のことが、もうずいぶん昔のことのように思う。

星の冠をあなたへ 第2回

黒いライオンは「アルマ」と名乗り、私に王冠作りを依頼してきた。 何の目的で必要なのか。私は渋々ながら王冠作りを始めた。 私の住む街には大きな川が流れている。 その川を境に住宅街とビルが連なる都会と分かれている。 真っ暗な闇の中、私は住宅街側の河川敷を歩いていた。 ここの河川敷は広い。土手沿いに舗装された道があり、その道沿いに広がる空き地と